
ごあいさつ
各地からの桜花の便りに心浮き立つ季節となりました。
本日は、私共「創舞八十五周年 西崎流若葉会 日本舞踊公演」にお運びいただきまして、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
私共は、初代が目指した古典の継承、時代の共感を得る新しい日本舞踊の創作、民族舞踊の発展に心血を注いで参りましたが、今更のように初代の偉大さを再確認するとともに、その教えは生きた舞踊創作を目指す私共にとって貴い指針となっております。
そのなかで二代目西崎緑によりまして、初代の夢であった創作舞踊の海外公演を実現したことと、野外公演で文化庁芸術祭賞その他をいただいたことは、万分の一のご恩返しができたのではないかと思っております。
この公演を重要な節目として、西崎流の原点に立ち返り、これからの活動の基本と将来の方向をしっかりと見つめ直し、日本舞踊の道を一心に務める覚悟でございます。
今後ともこれまでと変わらぬご支援のほど、心よりお願いを申し上げます。
日本舞踊 西崎流若葉会

平成27年3月31日(火)
国立劇場 大劇場
MOVIE
映像
創作ダイジェスト映像(7分)
演目|流舞 若葉
古典ダイジェスト映像(8分)
演目|長唄 箙の梅:初代西崎 緑(振付)
創作ダイジェスト映像(5分)
演目|創作長唄 天地麗し
創作ダイジェスト映像(6分)
演目|創作 やまんば
民謡ダイジェスト映像(11分)
演目|初代 西崎 緑 民謡選集
創作ダイジェスト映像(12分)
演目|みちのく白鳥伝説 −浄土ヶ浜秘話−
PROGRAM
番組
古典・創作舞踊
一、長唄
流舞 若葉
西崎 晃扇
西崎 香寿
西崎 小寿江
西崎 櫻鼓
西崎 千久沙
西崎 沙少
西崎 紗奈
西崎 珠末誉
西崎 峰春
西崎 真奈江
西崎 芽衣
西崎 友
西崎 悠貴美
西崎 曜
西崎 緑風
西崎 緑芳
西崎 玲寿
西崎 若左
一、長唄
吾妻八景
西崎 藤
西崎 藤哥
一、長唄
静と知盛
西崎 史容
一、長唄
鶯宿梅
西崎 宇太
西崎 香代
西崎 和子
一、長唄
槍踊り
西崎 園
西崎 緑恵美
西崎 緑八
西崎 司
西崎 緑千寿
西崎 雅
一、長唄
箙の梅
西崎 祥
一、創作長唄
天地麗し
新潟出身の歌人
−會津八一絶唱−
西崎 美沙樹
西崎 晃扇
西崎 美之輔
西崎 美貴
西崎 幸乃
西崎 峰春
一、創作
やまんば
やまんば
西崎 桂
百万やまんば
西崎 遙
侍女(都の白拍子)
西崎 悠紀
西崎 悠紀鼓
綾子舞の女達
西崎 宇喜
西崎 園佳
西崎 和子
西崎 香代
西崎 鞠緒
従者
杉浦 功兼
石橋 直也
初代 西崎 緑 民謡選集
一、会津磐梯山
西崎 園
西崎 緑洋
西崎 曜
西崎 昇陽美
西崎 緑奈
西崎 緑深
西崎 緑重
西崎 雅
西崎 緑祠
西崎 紗奈
西崎 芽衣
西崎 香寿
二、ひえつき
男
西崎 緑芳
西崎 悠紀
西崎 緑寿恵
女
西崎 寿光
西崎 櫻鼓
西崎 若左
三、真室川音頭
女
西崎 絵壬乃
男
西崎 千久沙
西崎 藤哥
四、深川
西崎 藤
西崎 波路
五、さんさ時雨
西崎 美之輔
西崎 英扇
西崎 真之介
六、皿踊り
男
西崎 祥
西崎 緑芳
西崎 寿光
女
西崎 緑寿恵
西崎 櫻鼓
西崎 史容
七、串本節
西崎 絵壬乃
西崎 千久沙
西崎 藤哥
八、ソーラン節
西崎 若
九、鹿児島はんや節
西崎 祥
西崎 波路
西崎 緑芳
西崎 悠紀
西崎 寿光
西崎 緑寿恵
西崎 絵壬乃
西崎 千久沙
西崎 藤哥
西崎 櫻鼓
西崎 若左
西崎 史容
創作 みちのく白鳥伝説 −浄土ヶ浜秘話−
二代目 西崎 緑
西崎 緑苑
西崎 浅緑
西崎 緑洋
西崎 曜
西崎 緑恵美
西崎 昇陽美
西崎 緑奈
西崎 緑深
西崎 緑重
西崎 緑祠
西崎 浅里
西崎 芽衣
(賛助出演)
花ノ本 海
藤 えりな
本州里 衣
蓮 あづさ
池田 飄一
織田 聡
高城 ツヨシ
木下 雅之
森富 龍人
(文化座)
伊藤 勉
阿部 勉
沖永 正志
あらすじ
みちのくは加伊の国浄土ヶ浜。そこに一羽の美しい白鳥が、遠く厳しい道のりに翼を痛めて降り立った。 そこへ一人の漁師が通りかかり、傷ついた白鳥を介抱する。人としてみちのくの漁師として、当然のことと思いながら…。
白鳥はその恩を返すため人間に姿を変え漁師の妻・浪となった。
やがて子供も授かり幸せな生活を送っていく。
ところが浜に金山が見つかった。
静かだった村は一変。金と欲に目を奪われた者たちにならず者も加わって溢れかえっていったのであった。
そんなある夜、ならず者たちが幸せに過ごしていたあの漁師の一家を襲う。美しい浪が目当てだったのだ。 夫を殺し、子を殺し、浪を海に突き落とし一家を皆殺しにしてしまう。
地獄のどん底へ追いやられてしまった漁師家族。地獄の海の底で漂う浪の情念。
死んでも死にきれぬ浪の魂は、海龍や蛟や海のかんなぎを呼び寄せて、やがて力を取り戻す。
復讐の暗き炎をたぎらせて…。
そしてついにゴールドラッシュに沸き立つみちのくの浜に、黒々と燃え上がる復讐の怨念が襲う。 漁師一家の惨殺事件などとうに忘れ去られた浜で、乱痴気騒ぎに明け暮れているあのならず者たちを、地獄の海の底から黒々とわき上がる大津波が呑み込む。
すべてを地獄の底へ引きずり下ろす。村の人々さえ巻き込んで…。何もなくなった浜に復讐を遂げた浪の魂は、満足してたたずむのであった。
しかし、やがて遠く聞こえてくるふるさとの調べが、彼女の心を曇らせる。己の所業の結末にうろたえはじめる浪。
と、足下に乳飲み子の亡骸。
「これでは私もあのならず者と同じではないのか。」との思いが襲い、その場に崩れ落ちてしまう。
すると、どこからともなく天の声が、魂送りの歌声が聞こえてくる。天から一枚の羽衣が風に乗って舞い降りてきた。
その羽衣が黒く染まった情念を包み、浪は再び美しい白鳥へと姿を変える。静かに飛翔する白鳥が見つめる先には、未来永劫続く幸せの象徴のように婚礼の行列が通り過ぎていくのだった。
PHOTO
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古典・創作舞踊






みちのく白鳥伝説 −浄土ヶ浜秘話−

















